インプラント補綴における「陽極酸化処理」という選択
インプラント治療では、最終的な仕上がりの印象は「見えない部分の配慮」によって大きく左右されます。
とくに前歯部や審美領域では、アバットメントの色調が歯肉や上部構造を通して影響し、患者さんが「何となく違和感がある」と感じる原因になることも少なくありません。
陽極酸化処理は、
インプラントアバットメントの表面をゴールド調・ピンク調に仕上げることで、こうした見た目の違和感を軽減し、より自然な口元へ導く技術です。
陽極酸化処理
処理前 → 処理後


補綴物の付加価値を、ワンランク引き上げる処理です。
患者さんにとっての主なベネフィット
■ 歯ぐきが黒ずんで見えるリスクを抑える
金属色のアバットメントは、歯肉やセラミック越しにグレーが透けて見える場合があります。
陽極酸化処理を施すことで、歯肉になじみやすい色調となり、清潔感があり、自然な口元の印象が期待できます。
これは、患者さんが鏡を見たときの「安心感」や「治療への納得感」にもつながります。
■ セラミック・ジルコニアの美しさを引き立てる
透明感の高いセラミックやジルコニアを使用する症例では、アバットメントの色が最終的な補綴物の見え方に影響します。
陽極酸化処理により、天然歯に近い色調表現をサポートすることで、審美性を重視される患者さんにも、自信をもってご提案いただけます。
■ 長期使用を見据えた安心感
陽極酸化処理は、メッキや塗装とは異なり、金属表面そのものを酸化させる処理です。
そのため、
・剥がれにくい
・経年変化が少ない
といった特長があり、長期的な使用を前提とした補綴設計にも適しています。
身体へのやさしさにも配慮した処理
陽極酸化処理は、チタン本来の生体親和性を保ちながら、耐食性を高める技術です。
・金属イオン溶出の抑制
・長期間使用を前提とした安全性への配慮
といった点からも、患者さんにとって安心できるインプラント補綴につながります。
歯科医院さまへ
「見た目の自然さ」
「患者さんの安心感」
「長期安定性」
これらを総合的に考えた補綴は、患者満足度の向上だけでなく、医院さまの治療品質そのものの評価にも直結します。
当技工所では、こうした患者さん目線の価値を重視した陽極酸化処理アバットメントをご提供しています。
症例やご要望に応じたご相談も承っております。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

